| 2004年3月15日 第16回 「キタイ花ん」 KITAIーKAN |
さしぶりにレポート書かせてもらいます。中村です。
このライブも16回目の公演になりまして、雑誌などにも取り上げられ、少しずつではありますが明るい光が差し込んできている次第です。はい。
それはもちろん芸人さんの頑張りもあり、また裏のスタッフや作家の皆さんの頑張りも大きなもんなんです。
芸人さんはもちろん作家の皆さんもこの「キタイ花ん」を通じて更に大きくなって松坂牛でもご馳走して頂きたい。
ええ肉最近食ってないからなぁ・・・。
しかし、M−1でも1906組エントリーがあったし僕がこの世界に入った10年前より遥に芸人数が増えました。
そんな中、生き残りを賭けてキタイ花んメンバーには頑張ってもらいたいです。
さて、今日のMCはプラスマイナス。先輩達と同じ舞台でMCするのは初めてらしく緊張していたが、緊張しているようには全く見えなかった。
どんなMCするのか楽しみだったが自分たちを活かせるような進行を妨げないようなバランス取れたMCだったと思います。
では今回のキタイ花ん、各コンビ、僕的な感想を。長くなるけど是非付き合ってくださいませ。
ウォーター
今日は漫才。トップながらいい感じで持ち味の暑苦しさが出ていたと思う。
もっと暑苦しさが出れば女の子の人気は下がるけどもっと面白くなると思う。
不器用っぽいけどかなり器用なコンビなんで楽しみだ。
しかし、あの衣裳はどこで買ったのだろう?お尻のステッチは「エビス」っぽいぞ。「エビス」ならかなり高価なもんだ。リンゴスター
ノート見ながらという読み物ネタ。このスタイルはさんざん他のコンビがやり尽しているので斬新さはないけど、テンポが良かったのと前半のネタをに「心の声」を付け加えるることによって後半かなり笑いをとっていた。見てた人にしか分からないけど「渡米!」はお気に入りのフレーズだ。プラスマイナス
「ひき逃げ」をテーマにした漫才。これだけテンションが高いと普通は「勢いだけ」と言われそうなのだが、要所要所で確実に爆笑を取る。
兼光のボケで笑いを取って更に岩橋の突っ込みでも笑いを取る。よって普通のコンビより笑いを取る量が倍近くあるのだ。
「が〜しゃしゃしゃぐちょしゃ」と訳わからんセリフで笑いを取れるコンビはおそらく日本では「プラスマイナス」だけだと思う。グレイシー一族?!
グレイシー一族と名乗りながらピンで登場。しかも小さな女の子。しかもネタはあるあるネタなのにシュールに聞こえるという特徴を持つ。摩訶不思議で笑いも何箇所かきっちりと取っている。初めて見た人は「いつか相方が出てくるのでは?」と思った人も多いだろう。今後の課題は彼女を見慣れてきた客の前でどう挑むか。第一印象は完璧なだけに。スマイル
キタイ花んだけでなくbaseでも活躍しているコンビだけに、キタイ花んでは最も笑いが計算出来るコンビ。その分100点を期待してしまうのだ。
今日は仲村が気持ち悪い女に扮して「逆ナンパ」するというネタ。
いつも仲村が気持ち悪いキャラを演じるのだが今日はイマイチ気持ち悪さが足りなかったのか、ちょいと消化不良だった。
それでも80点は出しているだろう。(それでも凄いけど)さすがはカメラのフラッシュは一番多いという人気者だ。ルービック
募金のおっさんとそれにつかまった男という設定の漫才コント。ネタは面白いのだが、ネタ見せの時、内容がちょっとブラックさをかもし出しているので、お客さんとの「倫理観」との戦いだなと思っていた。そこをクリアできればベスト3も夢じゃないと感じていたのだが、やはりちょっと客席は引いていたのかな。しかし、それこそがルービックの持ち味だと思うので懲りずに頑張ってもらいたい。茶ばしら
相方が居なくなったと、竹田がピンで登場。漫談をしていると「俺がいないとだめだな」と釘宮が登場し、臭いBGMで80年代ドラマのようなコンビ愛を見せるというつかみだった。
いつも設定は面白いと思うのだが、詰めが甘いのか笑いを取れないでいるのが勿体無い。ロングフリーズ
子供に扮したコント。全体を通して思いもしない方向で落としてくるので、「ヤラレタ!」という感じの爆笑の連続。
お医者さんごっこのシーンでは医者と看護婦が抱き合う直前に「この続きは明日にしようぜ〜」と子供に戻るあたりリアリティがあって面白かった。今回優勝です。赤鬼・青鬼
将来のリットンファミリー入りを目論むような芸風は好きだ。スネを蹴り上げないと用件を聞かない店員と客との漫才コント。
アンケートでは「ふざけている」という声が多数だが、真剣に真面目にふざけているのでご容赦を!のりちゃんしゅうちゃん
今日も漫才だが少々ネタに頼りすぎたのかな。もっと人間臭さが出れば面白くなると思うだけにもったいない。
役者が漫才という芝居をやっている感じなのだ。作った漫才台本をこなしている感じがするので、もっと肩の力抜いてゆったりと舞台に挑むような余裕が必要かな。なぎさ
今回はなぎさの持ち味のコミカルさが出ていて面白かった。
帽子を何個もかぶった男と店員のコント。このコミカルというかスラップスティックというか80年代アメリカアニメのようなネタが一番なぎさの良さが出ると個人的に思う。ガブンチョメンバーなので忙しいと思うけど更なるネタを量産して欲しい。ところで最近の噂では「鮎川」氏はマイナスイオンを発しているという情報が寄せられている。ルッキンフォーアレインボー
遊園地を作りたいというネタ。美歩一のキレキャラが心地いい。ルッキンはこのケンカしている時の政治家のようなキレてるけどどこかとぼけているキャラをどう使うかによってその日出来が上下するようだ。お話できる程度でもっとキレて欲しいなぁ。
関係ないが西原の金髪の根元に黒い部分を見た事ないのだが、毎日染めているのだろうか?フラッシュ
冒頭でカメラを出し、客席に向け撮影し、「フラッシュです」と言うのがつかみ。今回はちょっと他のコンビとの落差が大きかったかなぁ。
薮田の自虐的なキャラを自分で否定するというシュチェーションが面白いだけに期待したが出なかった。とにかく頑張ってくれ!三羽烏
ミステリーサークルを作ろうと「北の国から」の田中邦衛っぽい小林と蛍っぽい井上が登場し畑の持ち主の日比が登場するというバカコント。
ネタを見ていけばそんなにミステリーサークルを作るという事が関係ないあたりのバカバカしさは三羽烏ならでは。
この日、日比がワッハに忘れていった時計はアルバのワイアードという安くも高くもない時計だった。アップアップ
キタイ花ん唯一の高校生コンビ。セサミストリートを題材にしたネタだけにセサミストリートを知らないと、どこが笑いどころか分からなくなってしまう。
ちなみに僕は知らなかった。でも要所要所で笑いがきていたと言う事は、若い子は知っているのだろうか。僕はもうおっさんなのだろうか。あ、でもムックは分かったよ。アンダーライン
舞台慣れしていないという感じに映るのがもったいない。結成間もないみたいなので仕方がないと思うけど、その分慣れてくればかなり伸びるんじゃないでしょうか。先月アンケートに「前髪を短くしてください」とあったが今回短くなっていた。必然か?それとも偶然か?
大和魂
かなり個人的に好きなコンビで今回も楽しませてもらった。
スターになったお兄ちゃんに女子高生のいとこが尋ねてくるというネタ。だが、逆に客席の反応はイマイチ。何故なんだ。
が、よく考えてみたら以前にも同じような事があった。それは岡田氏が女装した時だ!女装に何かあるのだ!(笑)
話は変わり、居酒屋で聞く元阪神の中西とか三笑亭夢之助師匠の物真似は絶品だ。男と女
うんこというセリフを相方の市川に変えて呼ぶという漫才。昔から言われているけど下ネタの扱いは難しいのだ。それに加え難しいと言われる男女コンビ。様々な難関を乗り越えようとチャレンジしている姿勢は面白いです。
キャラクターもパンチ力もあるので良いネタが作れれば優勝できるコンビだと思うので更に難関にチャレンジして欲しい。タイムマシン
ボウリングに一人で来た落語家がボウリングのルールを教えてもらうというコント。
文では説明出来ないけど複雑なネタだったんです。今回。しかし本番ではその複雑さが分かりやすくなっていて面白かった。
本番前に4階でやっていた落語会をこっそり見に行っていたのはネタに生かす為なのか単に落語が好きだったのかは未だに謎だ。ゴールドハンマー
この二人を見ていると芸人魂みたいなものを感じる。
何が何でも一番を取ってやる!というような。そんな姿勢が舞台に出ているのか客席の空気を上手く自分たちに持ってくる技術があるのだと感じる事が多い。
仕事の関係で色んな所の顔出すけど何故かゴールドハンマーの名前をよく聞く。それだけ業界の人の評価は高いようだ。極悪連合
普段は至って謙虚な三人だが舞台では悪を演じる事に徹している。
今までは「やかましいだけ」という最大の弱点があったが「悪ぶってるけど普段は草食動物なんです」的キャラとテーマがきっちりしたネタがはまったのか今回はかなりの笑いだった。そして何故かエンディングで謎の帽子をかぶって出てくるのが個人的にはバカバカしくて面白い。この日「極悪連合バッチ」は一番の売れ行きだったという。悩みは「若い女の子に受けない事」らしい。アメディオ
冒頭の「王子です!二パッとね!」という元吉王子のギャグなのか本気なのか分からないつかみは3分くらい聞いていたい衝動に駆られる。そして山口の「死んで下さい」という返しも好きだが今回は違うセリフだった。とにかくアメディオワールドに引き込めば実力も人気もあるだけに優勝争いの常連になると思う。ちなみに千日前で偶然王子を見かけたが50メートルほど前にいたにも関わらず輝いていた。本物の王子かも知れない。
コーナーに関しては、集計を手伝っていた為見れなくて、見ていたスタッフに聞いたら「盛り上がってましたよ」と小学生並みの返しだった。
まぁ、とにかく盛り上がったようだ。
一つのボケにそれぞれ突っ込んでいくという内容だった筈だが、後日、ビデオで見てみたが撮影環境上細かなセリフが伝わらないので何とも言えないが確かに「盛り上がっていた」のだけは確かなよう。終了してからは「キタイ花ん」恒例?になった芸人によるアンケート読みタイム。退館時間過ぎても読んでるのでワッハの人に早くしてくれと言われる板ばさみ。それだけお客さんの声はいい意見も耳が痛い意見も彼らにとって大事なようです。
ご協力ありがとうございます。では次回も是非ご来場くださいませ。
文:中村壮快
3月15日 投票結果。動員数:225人。 有効投票者数は161。
22組中、ライブでは3位までの発表ですが、HPでは10位まで発表します。
1位 ロングフリーズ 得票数 87票 2位 プラスマイナス 得票数 75票 3位 ゴールドハンマー 得票数 49票 4位 三羽烏 得票数 44票 5位 リンゴスター 得票数 35票 6位 なぎさ 得票数 30票 7位 スマイル 得票数 29票 8位 男と女 得票数 24票 9位 タイムマシン 得票数 20票 10位 アメディオ 得票数 19票
楽屋風景を少しだけ、ご紹介したいと思います。
舞台とは又違う、芸人さんの顔をお楽しみ下さい。
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![]() 企画打ち合わせ中の3組。左から仲村(スマイル)林(ゴールドハンマー)兼光(プラスマイナス)瀬戸(スマイル)岩橋(プラスマイナス)志村(ゴールドハンマー)真剣でした! |
![]() 手前、菅沼(ロングフリーズ)中央、山口(アメディオ)そして鮎川(なぎさ)。鮎川の表情・・・(!)奥の2人 何の話しを??恐話?驚話?気になるよぉ。。 |
![]() 楽屋でも・・悪い!左、MrX 右、キバ(極悪連 合)。写真を撮り終えると、2人揃ってニコッと 笑顔で一礼を・・礼儀正しいのです(笑) |
![]() リハ後の一枚です。左の2人『リンゴスター』 右、江原(ロングフリーズ)。見取が別人の様 に写ってますね〜。 |
![]() 『プラスマイナス』の2人です。企画での小道具 製作中・・が字が汚いとの事で結局、和田(男と女)に頼んでいました。MCお疲れ様でした! |
![]() 真剣ネタ合わせ中の『スマイル』。それを見守る 左、和田ちゃん(男と女)右、奥田(なぎさ)。 |
![]() 『タイムマシン』錦織。今回は早くからこの衣裳に着替え,落語家になりきっていました!今は一人小芝居中。演題はもちろん「酔拳」☆ |
![]() 左、竹田(茶ばしら)右、吉野(アップアップ) 「コケ生えてる〜!!」と竹田のヒゲを触って いました。 |
![]() 『フラッシュ』ファイブです。このぷよぷよ腹に 近日ヘソピアスを開ける予定だそうで(笑) ちなみに・・掲載許可済み!! |
![]() 『のりちゃんしゅうちゃん』の2人です。たばこの煙が苦手な彼等の楽屋は非常階段です! 2人揃ってう○こ座りは辞めて頂きたい(笑) |
![]() 帰宅後の男子中学生化。『アメディオ』元吉王子です。読書中でございます「ワンピースが面白い」と微笑んでいました。26歳です・・ニャン♪ |
以上、簡単ながらライブレポートでした。来月のキタイ花んは、4月12日(月)ワッハホールで行います。
MCは今回優勝者の『ロングフリーズ』です。
皆さんお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。取材 : スタッフ織田
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