2004年9月13日 第22回 『キタイ花ん』


ライブレポート/中村壮快 170cm/ 67.5キロ

レポートの更新が遅れまして申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
言い訳をすればここ最近、頭の中がテンパっていた訳です。やっとタバコが吸える歳になった頃、テンパっている大人を見て「俺はもっと余裕のある大人になる」と小さく誓った事が10年の月日を経て我が身に跳ね返ってくるとは夢にも思わず。

そんな状態でしたのでレポート書く時間はあったのですが、適当になりそうな気がして一ヶ月近く遅れてしまいました。毎月このレポートを書いているとき、「ん?この感情は何や?どこかで経験したような・・・」と不思議な感覚に襲われていたのですが、よく考えれば高校生の頃に辻谷さん宛に書いたラブレターの作成中と同じ感覚であった訳です。ラブレターとは今の高校生はメールがあるので書く事は少ないでしょうが、かなり重いもんなんです。その子とは手紙を渡したきり会うことはなかったのですが、あの時の返事を今でも聞いてみたい。・・・う、話がそれました。

つまりですね、これは芸人に贈るラブレターみたいなものなんでしょう。適当には書けないんです。それは芸人が悩んでる姿や頑張ってる姿を見ているという事も一因にあると思うんですが。来月からは遅れぬよう頑張りたいと思いますので至らぬ駄文ではございますが、これからもお付き合いして頂けますよう、よろしくおねがい致します。

あ、それから掲示板やメールにて「更新待ってます」とメッセージくれた皆様、すいませんと同時にありがとうございますとまたもやこの場を借りてお礼申し上げます。皆さんの声が明日への活力活力(味園のCMより引用)でございます。


はだか電球
一見、荒削りな芸風なんだけどかなり細かなディテールとでも申しましょうか、女漫才師が言いそうな言葉やら仕草などをうまく選んでるなと思いました。途中ではいるブリッジもバカバカしくて面白かった。今回、トップから客席のテンションをガツンと上げてくれたのは「はだか電球」さまさまでありました。恐らく器用な二人だと思うんで司会の姿も見てみたいもんです。
あばれざる
何かね、腹がたつくらい安定感が出てきてるようで見ていて安心する二人です。センターマイク一本の漫才ながらこれだけこれだけ楽しませてくれるのは恐らくコンビネーションが抜群なんだからでしょうか。お互いに別の相方じゃ持ち味出せないような気がするしね。運命の出会いとは男女間だけではないんだなぁと二人の舞台見ていて思うんですよ。
天竺鼠
飛行機に乗り合わせた輩の医者とカップルという珍しい設定のコント。何故か毎回コントに登場する野菜たち。今回は鍋で食べたら美味いだろうなという白菜が登場。野菜で笑いを取れる唯一のコンビ。内容もブラックなんだけどそんな感じに見せないあたり二人の世界がはっきりしているからでしょうな。
唐突に終了するオチもこのコンビならでは。いやぁ、何も文句ありません。とにかく笑わせてくれ!
ルービック
本人もアンケートでも「下ネタ」という言葉が多く出てきたけど、この程度で下ネタと言うなら僕が見てきた数々の芸人のどぎつい下ネタはどうなるのか?全然OKですよ。というか単純に面白かったですから。岩本が繰り返し「やめて下さい」と払う仕草が面白く、普通これだけ繰り返したらしつこく映るのに全然そんな感じしなかったし。個人的にはもうちょいエスカレートしていったらもっと面白いなぁと思ったけど、僕だけですかね?
グレイシー一族!?
今回はサンドバックに服を着せたアシスタントと共に登場。そのサンドバックがいつからか細木数子になているという平成初期に青春時代を迎えた僕には予測もできない展開。しかしながら笑ってしまう。毎回楽しみにしている逸材であります。この意見に同意した人は既に一族ですよ。ちなみに僕は立派な一族です。
街の帽子屋さん
普段は求職中の学生のように礼儀正しい二人だけど、舞台ではある意味「ええかげん」さがウリのコンビです。ヤクザに扮しても今回のおかんに扮しても何故か笑えるし、しっくりくるのは演技力なんでしょうか?彼等が「街ボー」と略され呼ばれる日も近いでしょうな。
藤原トキ
スーっと出てきてスーっとコントしてスーっと帰っていく。中々ハードボイルドなピン芸人。数ある言葉、数ある小道具から、あえてそれをセレクトしたのか!うむ。とセンスのない僕ですら唸ってしまうネタには興味をそそられます。コントのラスト、話を聞かない生徒の首を「チョリン」と狩ってしまうという密かなブラックさも面白かった。
鎌鼬
今回は俳句が得意な医者の公開手術なる珍しい設定のコントでありました。最近じわじわとこのコンビの面白さが僕の中に浸透してきているので今回も楽しませて頂いた。山内の俳句を詠む時の肩のよじりぐわいが少々物足りなかったなぁ、と何故かよじる姿を楽しみにしている自分に驚きを隠せなかった。ライブ後山内氏に「レポートにはよい事書いて下さい」と直球で訴えられたのだが、こんな感じでいいですか?とお伺いを立てている自分に再度驚きである(笑)
ウォーター
スタッフも驚きの暴露ネタを強引に演じるあたりウォーターらしい。またそれが悲壮感もなくて板に付いているあたりが若手なのにベテランと感じさせる所以なのだろうか。言わば今のスタイルのウォーターの漫才はもう完成品。しかし、ここで止まらずもっと進化したウォーターの舞台を見せて欲しい。それがファンやスタッフの願いでもあると思うんです。
極悪連合
先月のレポートを読んでくれたのかは分からないけど、エックスの活舌の悪さをあえて逆手にとってウルフが説明するという事で意味不明なとこが無くなり全体的にもすっきりして尚且つ極悪らしさも前に出てかなり面白かったと思う。極悪漫才の中では今までで一番笑わせてもらいました。更にこれからは隠し味のような味わい深さもどんどん追究して独自の芸風を築いて欲しい。
やじろべえ
実は他の芸人よりも照明が少しだけ暗く演出してあったんです。肌の色は白いけど腹の黒い細かな演出はもちろんネタの中身とリンクしているからなんですが。少々設定が重かったのか、イマイチ笑いにならない部分もあったけど独自の芸風を作るにはそういったチャレンジも必要だと思います。中々あなどれない二人とわたくし認識しております。ちなみに河井の色の白さはテニスの女王シャラポアと同じらしい。
大木三郎
キタイ花ん登場当初はベールに包まれた貴公子であったが最近沖縄好きで泡盛よく飲むとか地方の踊りを踊れるとか意外にアナログな面が露呈してきて奥深い人間臭い貴公子である事が判明しつつある。今回のネタはいつものナヨキャラでなく等身大の大木三郎が登場して興味深い人も多かったのでは?器用なだけに何をしても型にはまる。それが長所であり短所でもあると思う。そこをどう乗り越えていくのか?彼がこの世を去るまで見届けたいがおそらく僕が先に逝きますがな。
男と女
以前から聞いていた間違いなく面白いと予想できる「社交ダンス」ネタをやっと見ることが出来て幸せであった。ネタと絡んで照明や音響もいい感じで面白さを増してくるしもう何も言うことありませぬ。スカートの中を公共の場で披露して何の躊躇もなくこれだけ笑える人材はアジアでは和田ちゃんだけだろう。これぞ芸の力なのか?を体感する良い経験をさせて頂いた。一方市川もペテンぶりに磨きをかけており、二人の面白さに加えスポーツネタもある。準備万端、色んな場で思う存分勝負して欲しい。
アップ・アップ
学園ネタが板に付く唯一のコンビだけにどこかモアトリアムな空気を感じる事ができてみていてほのぼのするのが毎回楽しみです。クラスには必ず一人は居るしっかり者とお調子者が結成した感じのアンバランスさも最近滲み出てきた感じがします。しかし二人して頑張ってるなぁ。僕が彼らの歳の頃は授業さぼって友達とパチンコしてる堕落者だっただけに余計にそう思うのかも。
ロングフリーズ
お馴染みの勘違いコント。毎回毎回熱演と言った感じの舞台はミュージカルっぽくて面白い。他のメンバーより舞台を上手く使うあたりはさすがです。しかし恋愛もの?のコントが主流を占める二人だけに違う設定のコントも見てみたいですがどうですかね?ちなみに打ち上げで聞く江原の舞台では出来ない話コレクションは楽しさと考えさせられるといった諸刃の剣トーク。近いうちにもっと聞きたいもんだ。
ぬるま湯
初登場のコンビ。以前、のりしゅうのライブで見て気になっていたコンビだがやっとの事で登場と相成った。キタイ花ん初の独自の出囃子を用意する事で印象の残り方が格段にアップ。ネタの中でも印象深いギターと独特の声、お笑いらしくないネタの作り方など色んな可能性を感じます。変に芸人芸人してないところも新鮮。踏ん張って二人の世界を生み出せば大きな所で活躍できると思うので頑張って欲しいです。
ビタミンS
「それしか例えないんかい!」・・印象に深く残るツッコミのフレーズだ。何かねこのコンビは数年後にはかなり金を稼いでそうな感じがするんですよ。分かりやすく言えば売れてそうな感じがするんです。それがバラエティなのか舞台なのか営業なのか役者としてなのか分からないけど。あくまで個人的な直感ですがね。妹が若手女芸人にありがちなそこらの芸人と付き合いだして「芸より愛をとる」といって解散しないのが条件ですけどね(笑)僕の直観力を確固たるのもにする為にも二人には頑張って頂きたいと思う(笑)
大和魂
岡田さんらしいクドイキャラ、通称「だもんでキャラ」が登場し、8ヶ月ぶりの優勝。元ビデオレンタル屋の弁当屋という一見複雑な設定ながら分かりやすくアレンジしているのでおおいに笑うことができた。大和魂フリークとしては毎回クオリティの高いネタをしているのにイマイチ結果に結び付かないのが歯がゆかったが今回の優勝は二人の意地の結晶であったと思う。ビデオケースに入っていた「若妻の唐揚げ」・・・よく考えればかなりブラックではないか(笑)とにかくクドいキャラと細かな仕掛けのコントがウリのコンビ。久々に昭和チックなMCが見れると思うと楽しみだ。
のりちゃんしゅうちゃん
今回はミュージカル風漫才にチャレンジ。スタイルが大味だけにネタをもうちょい練り込めばもっと面白くなったんじゃないでしょうか。相方いじりが主だったのでそういう意味ではもっと深く掘り下げる何かがあればなぁと感じたんですが。試行錯誤が見え隠れする二人の舞台だけに大きなきっかけをこのキタイ花んで見つけてもらえればなぁと思います。
エージェント
安房が海の家のオーナーみたいになっていたのには笑ってしまった。ネタはといえば今回もスコンスコンと笑いを取ってデューク更家で帰っていった。え?もう終わりと時計を見るときっちり約4分やっていた。時間が早く感じるという事はそれだけ面白かったという事でしょう。ノックの最中に毎回邪魔しにくる京本正樹や石田純一などの有名人も楽しみにしているんです。他のネタは時事ネタなのにそこだけは旬を大きく外しているのが、些細な事だけど個人的には笑ってしまうのだ。何でそこもってきたんや!てな感じで。そんなギャップが味なコンビですな。

今回、キタイ花ん初の試みで名刀さんにゲストとして出演して頂いた。
はじまりは、Lmaga編集者、和泉さんと「名刀長塚が面白い」と天六の場末た喫茶店で話していた事であり、またその時期にキタイ花んにもそろそろゲストを・・・というような話も持ち上がり、またまたその時期に大川興業のマネージャーさんと仕事でご一緒することがあってと、言わばトントン拍子であったんです。我が人生もこうありたいものだと打ち込みの遅くなったPCのキーボードを叩きながら思うのであります。

本番中は客として楽しませてもらいました。お馴染のリストラサラリーマンのコントに噂で聞いていたオカリナ漫談。
単純に笑わせてもらったけど、皆さんはどうだったのだろう?またいつかふらっとキタイ花んの舞台に出てもらえるようにと思うのでありました。

それでは次回のキタイ花んも頑張っていきますのでご来場お待ちしております。

中村壮快



以下取材↓/ スタッフ織田

9月13日 投票結果。動員数:265人。
有効投票者数:226人。
20組中、ライブでは3位までの発表ですが、HPでは10位まで発表します。
1位 大和魂 得票数 95票
2位 エージェント 得票数 89票
3位 天竺鼠 得票数 84票
4位 男と女 得票数 77票
5位 ビタミンS 得票数 54票
6位 街の帽子屋さん 得票数 47票
7位 ぬるま湯 得票数 24票
8位 極悪連合
ロングフリーズ
得票数 23票 同票
10位 鎌鼬 得票数 20票

 

楽屋風景を少しだけ、ご紹介したいと思います。
舞台とは又違う、芸人さんの顔をお楽しみ下さい。


第22回キタイ花ん優勝『大和魂』だもんでぇ。中央『名刀長塚』さんだもんでぇ。すっかり仲良くなられてただもんでぇ。今回はネタ見せの時から優勝候補だったもんでぇ!おめでとうございますだもんでぇ☆だもんでぇ☆(岡田さんの物真似をしながらもう一度読んでみましょう)


『天竺鼠』リハ中!結成1年半でネタ・MC・企画・ゲストトークと大変でしたね!ネタ時のキャラを壊さない様にMCするか暗中模索の舞台だった様です。終演後、名刀さんに「数々の無礼と足らないMCですみません」と挨拶してました。九州男児お疲れさん!

左『大木三郎』右山名(やじろべえ)。この2人仲がいいんですよ〜。意外でしょ?話によると副業先(バイト先)が一緒なんですって。ちなみにさぶちゃん演歌歌手中村美津子さんのコンサートでMCしたりと・・何者じゃーい!!

むか〜し昔、ある所に貧弱だけど優しい市川がおった。ある日ビタミンSというふくよかな兄妹コンビが遅刻。「他の後輩になら何も言いませんけど僕らと同じ男女コンビなんでね〜許しませんよ」。恐ろしやー!ん?関係ない者も少々いるな。そんな話があったとさ。めでたしめでたし。。

『ぬるま湯』。ぬるま湯のCD出たらたぶん買ってまうなぁ(笑)今回初登場でしたがネタ見せで何度もあのぬるま湯ソング聞いてたので無意識に口ずさんでた様で・・友達に「何その歌?モー娘の新曲?」と聞かれて驚いた!ちなみに右笠原は「ちゃんと女の子が好き」だそうですよ(笑)

坊主の母親を演じた松崎(街の帽子屋さん)の衣裳のスカートを皆でめくって悪い青春してました!こら!お前ら皆デスノートに名前書くぞ!左から花岡(あばれざる)川崎(街の帽子屋さん)山下(はだか電球)和田(男と女)。てか全員黒Tシャツにジーパンやねんけど偶然?(笑)

『鎌鼬』。ネタ合わせ中!奥、濱家が「先月レポで僕のイメージが悪くなった」と文句言いはる(笑)何を勘違いしてるかー!元々イメージ良くないがなっ(毒吐)。山内は教員免許をお持ち!俳句ばっか詠んでるけど科目は・・社会!てか昔のあだ名、絶っ対「博士」やわ!

『男と女』ネタ後の1枚。持ち上げようと市川必死にチャレンジしましたがやはり無理でした(笑)社交ダンスのネタを考えてますと3ヶ月程前に聞いた時からずっと楽しみにしてたこのネタ。最高でしたね☆てか目の錯覚で何だか持ち上げてる様にも・・見えるなぁ!?

我らのアイドル『グレイシー一族!?』ことグレイシーちゃんです♪今日いきなり「事故ったんですよ!!」とむちゃ元気に言うから母さん疑ちゃったわ。何やらバイクでこけたらしく体にアザがクッキリついてましたわ。嫁入り前やねんからお気を付けを。。。

『エージェント』です。田崎なりの小道具さんのイメージを熱演!!左下におっさん(20歳)の生首映り込んでますね。心霊写真撮れたね。安房は今日体調不良で「倒れる倒れる」が口癖だったんですよー。こんなんせんとおとなしく寝ときなさい!(笑)

『あばれざる』三木です。何に注目してほしいかと言うと、髪の毛です!先月から伸びるん早過ぎじゃないですか?(驚)←先月レポ参照。。まぁこの後、髪の毛早く伸びる人はスケベやとかのありがちな話で小さく盛り上がり、幕は閉じたんですけどね(笑)

『ビタミンS』。はい兄妹ですよー!只今兄ちゃんお目め二重中。2人は寿司屋の子供なんですって!近くに住む濱家(鎌鼬)がよく出前をとるらしい(笑)上でレポ書いてるハマチ大好き中村さんが最近彼等の事を「未来の$箱芸人」と呼ぶ。深い意味はある。。。

 

皆様いつもアンケートのご協力有難うございます。皆で拝見させて頂いてます。
色々とバンザイしたくなる様な嬉しい良い意見も、うなりたくなる様な厳しい意見もありますが向上していける様頑張りたいと思います。

そんな色々と書いて頂いてる中にキタイ花んに出たい!等のアンケートがたまにあるんですが、
ネタ見せ来て下さい!と伝えれないのが大変にもどかしい・・。

又、私事ではありますが「ぬるま湯のギター持ってない方が谷亮子選手に似ている」との一文コメントに声出して笑ってしまいました(笑)

そして今回、 ドラえもんのイラストを描いてる人が非常に沢山いたんですが何故です??ネタでありましたかね??
白い紙があるとやはり描きたくなるんでしょうかね?ドラえもん。。アニメの王様ドラえもんを。。
似てる似てないは別として各々オリジナリティー溢れるドラえもんでこれ又笑ってしまいました。
鉛筆で薄〜く描かれた消えそうな死にそうなスネオにもね(笑)


これからも皆様が自然に感じた事や気付いた事などがあればあっど・ど・どん・どんと書いて頂けたらと思います。
そして我ら大切な大切なキタイ花ん出演芸人の目ん玉が
昔の少女マンガの様にキラキラーンと
輝いていける様な心ある応援メッセージもドンドンドカーンと書いて頂けたら大変嬉しく思います。

長々となりましたが、そろそろおいとまさせて頂きます。今後ともキタイ花んの応援の程、宜しくお願い致します。

以上、簡単ながらライブレポートでした。来月のキタイ花んは、10月18日(月)ワッハホールで行います。
MCは『大和魂』です。
皆さんお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。

スタッフ織田


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