2004年11月15日 第24回 『キタイ花ん』


ライブレポート/中村壮快 170cm/ 67キロ

電車の中で、小さな子供が変な顔をして僕を挑発していたその姿を見た母親が「そんな顔してたらお兄さんに笑われるよ」と発言したので、「その程度の顔ボケでは笑いません」と言ってしまった事を後悔しながら更新の遅れているレポートの作成を急いでいる。

そんな中、キタイ花んのDVDを制作中でして、これはスタッフの自主制作というインディーズ丸出しの代物なんだけど、限られた予算と限られた設備で作成しながらも良いものが出来上がりそうなので、会場で見かけたら是非財布の紐をほんのり緩めて欲しいものであります。

内容はライブ中の各コンビのネタとおまけ映像。まぁ、おまけとは言い難い程手間と時間がかかっているんですが、これも合わせて楽しんでもらえたらと思います。発売予定は12月のキタイ花んになると思います。見かけたら是非!

ジオンハント
何かパワーのある荒削りなネタをやりそうな風貌ながら、きっちりとまとめた漫才をやっていた感じ。しかしながらこういうコンビがキタイ花んに出続ける内に大きく変貌遂げたりすると思うので、頑張って次も出て欲しいもんです。
ヒカリゴケ
一見オーソドックスな漫才かと思いきや、いい意味で裏切ってくれたので終始楽しめました。という今回は占いをテーマにしたネタで初登場。キタイ花んというライブの遊び方を知ればもっと面白くなるコンビだと思うので色んな事にどんどん挑戦して頂きたい。
大和魂
キタイ花んのPL学園的存在であり、毎回優勝を狙いにいく今回の魂コントは成金坊主にお祓いをしてもらうといったコント。いや、もう何も言うことないくらい完成しているんでここで記す事なんてないんですが、あえて欲を出せば更に爆発力のあるスタイルを作っていけるかって事だと思うんです。合わせてキタイ花んというライブのレベルを超越してるコンビだと思うので来年はキタイ花んで優勝を狙いつつもっと大きなステージに向けて頑張ってもらいたい。

かなり久々に女コンビが登場。男臭いこのライブの中和剤にちっとはなってもらえたんじゃないでしょうか。個人的にはボケもツッコミもかなり心地が良かったりするんですが、少々セリフ臭い所があったりしたので舞台なれしてくれば頭一つ突き抜けるような気がせんでもない。服屋での接客をテーマにした漫才だったけど、良く見るパターンなのでもっとオリジナルな目線でネタを作って頂きたいと切に願います。
夜の盗賊団
どんなネタをしたのかと聞かれれば答えられない。という芸風。狭い大阪では極悪連合と比べられるのは仕方無いとして、いきなり頭突きをかますようなスタイルは個人的には好きだ。しかし、この手のインパクトをどうやって持続させてゆくのか?というのが壁になってくると思うので、奥深いネタ作りにとことん励んで欲しい。
ぬるま湯
ここで説明するのは難しい、いかにもぬるま湯なコントでした。見る度に分かりやすくなってきているのが良いのか笑いも結構なボリュームで、キタイ花んの中でも異彩を放っているのは、役者とミュージシャンがコンビを組んだからでしょうか?変にお笑いなんぞ勉強せず、独自の世界でネタを作って欲しい。
街の帽子屋さん
中々複雑なネタで、高卒で29歳の僕には付いていくのがやっとのネタでした(笑)イタズラ電話を複雑に絡めたネタで、どこにどうオチを持ってくるのか全く予想も出来ない素晴らしさ。二人のええ感じのゆるいキャラも合わさっていて良かったと思うのだが、何だか解散するとの事で。うーん、最後に噂のJTのネタを見てみたかったのだが叶わずじまいか。
グレイシー一族?!
とうとう客席に吹き矢のようなものを飛ばすまでに成長したのか?これを見ていてMr.ボールド師匠のリンゴのネタを思い出した。個人的にはパレードのくだりが面白く、日常の不条理に一石を投じるという彼女の健康漫談のスタイルが踏襲されていないというこの独特の面白さにハマル人が増えてきているようで何だか嬉しい。
アンダードッグス
「千円渡すから石焼ビビンバの器を買って来い!それで殴ったる」に代表される米津の相方いじりが面白い。小づえみどり師匠の漫才を鋭くした感じ。意味のわからん「カタカタ鳴ってるで」など、これだけまぁ、4分という時間の中に面白いツッコミのフレーズを用意できるもんだと感心する。ちなみにここで書けない、恐らく放送もできない、米津と藤原トキの愛媛話はかなりの秀作。笑いありきな私生活にも感心したり。
下野知之
今回はキャラクターに頼るウエイトが少し減って、ネタの部分に幅を持たしたのかして客席の反応も上々。このモノローグ風コントを追究してイッセ−尾形さんやモロ師岡さんのような一人で舞台で戦える芸人を目指して欲しいと思うんですが、どうでしょう?
鎌鼬
いつもコントの二人だが、今回は漫才に挑戦。外人が道を尋ねてくるというテーマの漫才であったが、コントも面白いけど、漫才もええやん!というのが個人的な感想。中々器用なコンビだなぁと思う。ただ漫才だからか分からないけど、いつもの脳に絡まってくるような二人の個性という部分がちょっと減ったかなと。その分あっさりになったのが良いのか悪いのか。まぁ、キャリアもまだ浅い事だし色んな実験や挑戦をこのライブで経験して頂きたい。
東岸誠
網に絵を貼り付けて漁をしているという設定の一人コント。手口は同じでもフィリップでネタをやるよりかなり新鮮だった。網という性質上、少々ネタばれしてしまうのは仕方無いとして、まだ舞台鳴れしていないのか、本人のドギマギ感が客席にまで伝わってきたので、もっと堂々舞台を駆けずり回ればもっと面白くなると思う。
やじろべえ
唐突に「やさしさを教えたる」と山名が相方に投げかけるといったやじろべえ的な漫才。いつもやってるコントの世界をそのまま漫才に流用したような正にこのコンビでしか見れないネタだった。個人的には一位やったんやけどなぁ。本人はかわらさんの賞をもらった事がかなり嬉しかったらしく、山名は「初めてお笑いで賞と付くもの貰いました」とこの後の居酒屋で4回くらい聞いた。余程嬉しかったに違いない。ちなみに河井は増々白くなっている。
年少組
年齢と見た目のギャップによって遭遇する普段の生活からの経験談を盛り込んだ漫才ながら流れは結構ベタなのが逆に好きなんですが。毎回、色々と試行錯誤しているようで、どんな完成形になるのか今から楽しみなコンビ。しかし、あのつり革は一体どこから調達してきたのだろうか?あえて本人に聞くまでに至らない小さな疑問である。
クロスバー直撃
一昔前の女子高生のメイクと衣裳を着て登場。何故か高い所にバナナがぶら下がっていて、それをどうにか取ろうとするその手段がヤマンバメイクをした女子高生が考えそうな手段で、最後は8×4を尻に当て噴射して飛んで取ろうとする、その一連のバカバカしさは見ていて嫌な事を忘れさせてくれそうだ。僕はバカコントが大好きだ。どんどんやって欲しい。ちなみに客席に野生の鳩を飛ばすネタがあるらしいが、それはキタイ花んでは勘弁だが、一度見てみたい(笑)
アップ・アップ
あえてツッコミを入れない漫才で挑戦。一体どうなるかと思っていたけど、中々面白くてなにより。逆にボケに一つ一つ丁寧にツッコミを入れていくよりこういった感じの方が新鮮でいいんじゃないでしょうか。見せ方をもっと研究してアップ・アップならではのスタイルが出来ればというのが今回見ていての感想なんですが。
藤原トキ
仮想大賞の審査員という設定ながら最初と最後に意味なくダンボールを殴り飛ばすという意味の無さが賛否両論ながら僕は賛成派で、毎回、どこで意味の無いリアクションが出てくるのかと待ち望むまでになってしまった。ウイスキーボンボンにウイスキーを詰めるだけのネタなどもあるのだが、この面白さが何故もっと伝わらないのかと歯軋りする事しきり。皆さん、もっと藤原トキを味わってみよう!
天竺鼠
今回、いつもコントの芸人が漫才に挑戦していて、M-1の影響を感じざるを得ないのだが、この天竺鼠もコントでの良さを残しながらの漫才で、「濡れたわらび餅を投げてやろうか」など、一撃必殺のセリフが何個も出てきて尚且つ複雑にいやらしい程、相方に絡んでくる天竺独特の世界。今回はいつものコントに比べ、複雑な絡みが少々あっさりしていたのか、ちょっと物足りなかったかなと。まぁ、高いレベルでの物足りなさなんで、次回が今から楽しみであります。ちなみに二人の住む家へ行ったのだが、いい感じで昭和であった。襖とかあったしね。
あばれざる
いい感じでネタと二人のキャラが噛み合って、しかも花岡が今までのオーソドックスなツッコミから徐々に存在感を出してきたのも要因かしてかなりの笑いをとっていた。今回惜しくも4位だったけど、正直ベストスリーには入るかと思っていただけにもうちょいやったかという感じですな。今回、全体的にレベルが高かったと思うのだけどその中での健闘は中々なもんじゃないでしょうか。次は優勝を目指して頑張って欲しい。もう目の前やからね。
はだか電球
ベテラン漫才師をパロった漫才。今波に乗っている二人でM−1準決勝や今回の優勝など今までの努力が実った感じでしょうか。一見、後藤の芸達者ぶりに注目されがちだけど、個人的には山下のひょうひょうとしていて、何故か憎めない密かな存在感がこのコンビの面白さを引き出しているようで好きなんですがねぇ。とにかく邁進して頂きたいですな。

それでは次回のキタイ花んも頑張っていきますので皆様のご来場お待ちしております。

中村壮快



以下取材↓/ スタッフ織田

11月15日 投票結果。動員数:201人。 有効投票者数:142人。
20組中、ライブでは3位までの発表ですが、HPでは10位まで発表します。
1位 はだか電球 得票数 78票
2位 天竺鼠 得票数 59票
3位 大和魂 得票数 39票
4位 あばれざる 得票数 33票
5位 クロスバー直撃 得票数 31票
6位 アンダードッグス 得票数 28票
7位 ぬるま湯 得票数 26票
8位 グレイシー一族!? 得票数 21票
9位 やじろべえ 得票数 16票
10位 街の帽子屋さん
夜の盗賊団
得票数 14票 同票
今回24回目という事でキタイ花ん2歳のお誕生日です!お客様がアンケートに書いてくれていたので「あっほんまや!」と思い出す始末。。ですので楽屋風景をいつもより少々華やいだ感じで参ります♪ 芸人さんの素の顔をお楽しみ下さい!


第24回優勝者は『はだか電球』です。大分からはるばる出てきた2人です。ちなみに彼等まだ20歳!25歳余裕で越えてると思っていたので非常に驚いた☆横の謎のノートはお笑い大好きマニア後藤のネタ帳。嫌がる中取り上げて読む(笑)もちろんネタが書いているんですがその中に突然に走り書きが現れる!相当笑ってしまったんですがその一部を紹介!こんな感じ!←(掲載無理やり許可済み)。小さくて読みにくい箇所は「スポーツにしても漫才にしても大事なのは精神論」と書いてます。少々キモイですね〜(笑)ローマ字で「NAGABUCHI」の一文には何で書いたんやと?・・。何でローマ字なんやと?・・。皆で爆笑。。又半年後に見せてもらおう!

 


キタイ花んでアドバイザーをして頂いてる『かわら長介』さんです。囲んでるのは若手作家!あまり持ち上げた対応をすると嫌がりはるので、エンディングでかわらさん登場の際、「ちょおさん!ちょおさん!」と手をたたいてちょーさんコールして下さいとMCの大和魂に伝え他のコンビにも伝えといてと頼んでいたんですが、それを物凄くスタッフは楽しみにしていたのに・・皆一礼していた・・。ビビリやがったな(笑)その後、打ち上げにも参加して頂き参加芸人と一緒にアンダードッグスの岡をいじり倒しボケ大会みたいなのをしていた!有難うございました。




本日は優勝とは別に「かわら長介賞」を用意していました。優勝者と一緒になるかもしれないし、該当者なしもある中、2組出ました!だから一組の賞金はかわら長介さんのポケットマニ−ですわ!皆大喜び!左『やじろべえ』・右『夜の盗賊団』の2組が選ばれました!やじろべえ左の山名・・♪〜走れ走れマキバおお〜♪。。

 


『クロスバー直撃』です。これはプロフの写真を撮ってるんですが撮る際、「自分たちの色が出るようにポーズ決めてお願いします」といった所中々2人は納得せず何枚もに。そしてやっと1枚に大納得!これが俺らやとうなずきまくる!(笑)クロスバーのプロフ覗いて下さい!

『天竺鼠』です。何に驚いてるとか知らんがなっ。ちなみに彼らのネタに毎回野菜が現れるのには理由があるんです。1、「やおやでバイトしている」2、「家庭菜園が趣味だ」3、「野菜泥棒癖がある」さぁーどれか当てて下さい!答えはこのページのどこかに!ヒント:彼らの意外な顔に驚きます。後ろの瀬下には双子の妹がいるんですわ!大阪でとか言わずただお笑いしてるという情報しか言ってないのに先月客席に座っていて驚いたいう!

『あばれざる三木』です。♪〜ドナドナドーナド−ナ〜♪三ー木を乗ーせーて〜♪♪〜ドナドナドーナド−ナ〜♪やおやがゆーくーよ〜♪♪♪

 


『ヒカリゴケ』です。もうずーーーとネタ合わせしてましたわ!異様に品のある彼らです。ちなみにネタ見せ合格連絡をしたのに何故か届いておらずライブ見に来て自分たちの名前がチラシに載っていて初めて知ったらしい。(笑)危ない危ない。


『ぬるま湯・笠原』です。ちゃんと男子便所に入ってるでしょ!!(笑)彼らは舞台と普段のキャラが意外にも変わらないんですよね!いつだったかネタ見せの後、2人は頑張ろうなってな感じで?男同士熱い握手をしていました。少し違った空気を持ってますわ!

左から『丼』。そして後ろの落武者は『夜の盗賊団・成瀬』です。真ん中の怪しい男です。こんな顔ですわ!出番表を見てるんですがこの図が何故かツボったんで1枚。丼ちゃんが来たので女楽屋に以前の活気が蘇る!(笑)

『下野知之』です。私は彼の事を影で「好青年」と呼んでいる。舞台のイメージからは想像つかんが裏の彼の姿は、大阪のおばさまにキタイ花ん中で息子にしたい子誰?をアンケートすると見事選ばれるだろう。だろう!ってくらいさわやか好青年!

『あばれざる』です。手前、花岡・奥、三木。その間の間の悪い後頭部は、「年少組・長束」。(笑)花岡のグラサンはおいといて。っておいとけるかー!あかん。あかん。皆の事オレンジ色人種に見えてる訳やで!あかん!あかん!

『グレイシー一族!?』。今日のグレイシーちゃんは前髪切りすぎなのさ〜。今日はお客さんにスポンジ鉄砲を飛ばしていいですか?と質問される(笑)で、飛ばしお客さんのオデコに命中!お客さんのナイスリアクションも重なりむちゃ面白かったがなっ。笑いを生むのに強制参加?させられたお客様お疲れ様でした!

『はだか電球』です。ノリに乗ってるはだか電球の2人には今年いっぱい天狗キャラでいってもらいます。「おいっ!そこの天狗ー」と声をかけると天狗キャラの後藤が拝めますよ!(笑)右の山下は・・天狗キャラやのに低姿勢。天狗の中にも天狗の奴と天狗じゃない奴とがいる事に気付く。。

『アンダードッグス・岡の鼻』です。この鼻が岡の給料を出す時がくるかもしれない。この鼻でいつか家族を支える時がくるかもしれない。藤原紀香さんが足に保険かけたよに岡も鼻に保険かけとくんやで!大切にするんやで!ちなみに鼻に負けない秘密兵器もあるとか・・何とか・・。

ほのぼのするわっ!子供『年少組・森下』パパ『天竺鼠・瀬下』。楽屋掃除をしてくれています!森下と色々語ったんですがむちゃしっかりした大人の男なんですよ!でも見た目は子供なんで妙なんですが(笑)すさまじい壁をこの男は乗り越えてきてるんでね〜中からにじみ出る強さも魅力!

 

 

以上、簡単ながらライブレポートでした。来月のキタイ花んは、12月20日(月)ワッハホールで行います
皆さんお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。

スタッフ織田

 


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