あばれざる
キャラクターもはっきりし、技術もあるし、見せ方などもしっかりしている。言わば第一段階の天井がやってきたのだろうと思う。ここを乗り越えれば頭一つ突き抜けるようなコンビになるでしょう。でもこの壁が中々厚い。今年はこの厚い壁を破る為胃の痛い挑戦をしていかなければならないと思う。このキタイ花んで目を見張るような成長がみてみたいものだ。 |
男と女
和田ちゃんの着物姿が意外に似合い登場するとパッと明るくなる「華」があるのはさすがというところ。このパッとした明るさって作ろうと思っても中々作れないと思いますから。彼らお得意のドタバタも面白くスタッフとしてはピンマイクの行方が気になるだけで(笑)しかし、このコンビ程ネタの良し悪しに左右されやすいコンビはないでしょう。今回少々ネタが薄かったのかいつもの良さが出し切れてないのが惜しく、自他共に認める凄いネタを作り来月もキタイ花んを盛り上げて頂きたい。 |
天竺鼠
ヨボヨボの映画監督に演技指導を受ける役者という設定のコント。天竺らしさ満載であったけど、いつも120点のコントを見ているだけに今回ちょっと物足りなかったのはお客さんも同じでしょう。MCも兼ねネタも凄い物が要求される。それだけこのライブでの二人の役割は非常に重くなってるんです。それは今までレベルの高い舞台をやってきたからだと思います。次は150点のコントを見たい。そんなプレッシャー簡単に乗り越えるでしょう。天竺鼠なら。 |
グレイシー一族!?
未見のギター漫談であったが上手く彼女の良さは失わず淡々とやっていたように思う。エレキをアンプに繋いでなく、ギターの音が客席に伝わりにくかったのは彼女の計算なのか予想外の事だったのか分からないあたりがグレイシーらしい。皿も回しギターもひける芸風とは裏腹にかなり器用な面を垣間見てますます奥深い芸人だなぁと思うことしきり。 |
街の帽子屋さん
医者コント。日本刀でCTスキャンしようとしたりするあたりハッとさせられる発想がテンコモリ。見ていた人は分かるだろうけど500円玉三枚出して「買い物下手やなぁ」などこれもハッとさせられるセリフだったりする。しかし、コントの流れが平坦なのでその良さを活かしきれてないのがもったいない。先月も言ったけど良さを出し切れる見せ方さえすれば一番笑いを取れるコンビであると思うんですがね。 |
夜盗賊団
「ウソー!」と叫ぶストロングスタイルが面白いトリオだけど意味が分からないので何がウソでそうでないのか頭が混乱してしまうのだ。ひょっとしたら真ん中の成瀬は地球人でないのかも知れない。矢追純一に会わせたい一人だ。とにかく意味が分からない芸風を追究してください。ネタのラスト「がーはっはっは、チュン」という所は意味が分からなくてもかなり面白かった。でも感心するのが三人のビタっと合った動き。イメージとは裏腹に実は綿密に練習しているのだろうと思わせるあたりあなどれないトリオである。 |
丼
「丼いっぱいのごはんを食べたい」という小さすぎる夢を「ホルモン女学院」のスタッフさんに叶えてもらったそう。それだけ周りの人に応援してもらえるのは彼女等独特の明るさがあるからだろうと思う。舞台でもその明るさみたいなものは伝わっているし、ネタはまだ荒い部分が目立つけど、経験を積めば笑いもどんどん取れるようになると思います。 |
やじろべえ
家庭訪問に訪れるおかしな教師山名と父親の河井というコント。このコンビの特長はボケとツッコミで笑いを取っていなくて分かりやすく言えばやり取りの面白さで笑いを生んでいるように感じる。粘着質な教師山名が少しづつ河井を追い込んでいく過程が一番の見所。見ているほうもそのやり取りに入り込んでしまうのか4分という時間があっという間。ちなみに普段の河井の笑顔は嘘臭いと有名だがこの笑顔で世間を渡っていくんだろうなぁという不器用な私にとっては弟子に入りたいと思ってしまう。 |
大木三郎
かなり器用な芸人なんで今回の「葬式の前説」というモノローグ風コントも中々の演技力。司会も喋りも芝居もできるマルチな貴公子である。葬式で面白い事をするという意外性を狙ったネタであるがネタの内容はさておき、この設定自体に今や意外性がなく難しい設定であったと思います。しかし、全身説得力な演技力で笑いを取るあたりはさすがの一言。ここにさぶちゃん的な匂いのする独自のネタが加われば怖いもんなしじゃないかと。 |
鎌鼬
芸人になった山内が同窓会に訪れるというコント。芸人であるという事をアピールする為ボケまくりボケた後にライトのボタンを押すという一連の流れが面白かった。しかし、ボケたらボタンを押すという事が客席に伝わったところで次の展開が欲しかったかなぁと思います。そのまま淡々と終ってしまったので少々物足りなさが残る感じに。このパターンが定着してきてるので次回は更に練りこまれたコントで挑んでくるでしょう。毎回そろそろ優勝するんじゃないかと思うコンビだけに連覇している天竺鼠をおびやかす存在になってもらいたい。 |
極悪連合
個人的には終始面白かった。そろそろ優勝してください。と本気で思っております。キャラもネタも技術もインパクトも楽しさも全てあるのに何故優勝できないのか?あとは気の持ちようだと思います。いつも真剣だろうけど次回は本気の本気で狙って頂きたい。しかしこの日のキバは良かったね。 |
ヒカリゴケ
いつも綿密なネタを作ってるなぁという感じで感心することしきり。しかし真剣なネタを真剣に演じている感が強いので見ていて笑うというよりも鑑賞するというイメージが強いかも。アホな事を真剣にするという芸人本来のバカバカしさが少し加わるだけでもっと良くなるんじゃないでしょうかねぇ。 |
アンダードッグス
一見前回までの漫才のスタイルと変化がないように見えるだろうけど、実は「新境地を開発しようじゃないか!」という声が聞こえてきそうなネタ作りに見えたのは僕だけでしょうか。相方の岡いじり以外のパターンもちらほら。贔屓目ではなく今若手の漫才ならどのコンビより面白いと思います。キタイ花んでいいネタ溜め込んでM−1優勝しましょう。面白ければ優勝できるわけですからある意味分かりやすい。 |
藤原トキ
スタッフ、芸人の間ではかなり評価が高かったにも関わらずお客さんの評価は低かったトキですが、今回はお客さんにも優しいネタでいて独特の世界は失っておらずという感じで惜しくも4位と。適当なダンスで始まるオープニングからネタの内容に全くリンクしていないという意味のなさで笑えるようになればトキにはまっている証拠です。 |
クロスバー直撃
パソコン教室の講師と生徒という設定のコント。もちろん普通のコントで終る筈も無く、途中、二人で舞台を転げまわるという、いつも「何か」をしてくれるコンビで楽しみだ。その「何か」の出来によって大きく左右されるような気がするだけに面白いクロスバー仕掛けを毎回見せて欲しい。ちなみに転げまわっている途中、ピンマイクを痛めないようにカバーしながら転げていた姿にちょっとだけプロ意識を垣間見たり。 |
| お笑い下克SHOW
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このコーナーの第一回目。最も芸人にとって過酷であるけども勝った時の達成感はかなりのもの。
目の前で意思表示されるという緊張感の中、今回は9組が挑戦。
お客さんの審査の甘さと厳しさのバランスが予想できなく、「え、もうアウト?」と思ったりした事もあったが、それが結果なら結果なのでしょう。とにかく厳正な目で芸人を見守って頂きたいと思います。 |
合 格
モナリザ/ブルドッグ/次男坊/ジオンハント
不合格
中尾くん/野球家族/ジャングル亭とおるちゃん/バーン/ハウス
投票一位は「次男坊」
次回上記のコーナーに挑戦。ここで優勝すれば正しく下克上。頑張って頂きたい。
一位:次男坊
二位:ジオンハント
三位:ブルドッグ
四位:モナリザ |
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新コーナー「お笑い下克SHOW」も始まり、これから様々な芸人に登場してもらえるようになります。
オーディションでは見抜けない面白さが舞台で炸裂するかも知れないキタイのもと毎月多くの芸人が登場しますので、ここで新たな芸人を見つけて応援してもらいたいと思います。 |
では次回もヨロシクお願い致します!
中村壮快 |