2005年5月23日「第30回キタイ花ん」


ライブレポート/中村壮快 170cm/ 64キロ

キタイ花んでは写真撮影はOKになっている。
知らなかったのだが、インディーズライブを除き多くのお笑いイベントやライブでは写真撮影が不可と聞く。

昔の2丁目劇場などはカメラのフラッシュの量がその芸人さんの人気のバロメーターのようなもので、そのフラッシュがあまりにもネタを邪魔するので写真撮影が禁止になったのだろう。確かに千原兄弟さんやジャリズムさんなど、暗転中に登場する姿を撮影しようとファンの女の子が一斉にシャッターを押すものだから暗転の意味がほぼゼロになっている事もよくあった。

確かにネタをじっくり見てもらうのは芸人の為でもあるし、お笑い本来の楽しみ方をして欲しいという思いから写真撮影禁止になったのだろうが、今となっては、いささかさみしい気もする。キタイ花んではこの隠れた風物詩をほんの少し復活させたいと考え写真撮影はOKにしているのだが、思わぬ敵が登場した。

「カメラ付き携帯電話」だ。

彼はピロリ−ンとかパシャなどと奇声を発する。特にやじろべえの静かなコントなどではSEと勘違いする位のでしゃばりぶりだ。しかもフラッシュのパワーが弱い為にイマイチ風物詩までに達していない。逆に人気が出過ぎたらあちこちからピロピロリ−ンと奇声が飛び交い、フラッシュ以上にネタを邪魔しそうだ。これではカメラ付き携帯での撮影はお断りしますと張り紙をしなくてならなくなる。今の所、過剰な人気をもった芸人がいないからか、またはお客さんのマナーが良いからか分からないが、気を揉むような害が出ていないが、そのうち藤原トキの「嘘つきタモツ君」を撮影したいがために奇声の大合唱にならないとも考えなくはない。

という事で皆さん、普通のカメラで撮影しましょう!そしてフラッシュを浴びせてください!舞台に立つ芸人のメタモルフォーゼを携帯の中でなくフィルムの中に収めましょう!

そして矢のようなフラッシュを浴びる人気、実力を持った芸人が生まれ、その光がこのイベントの盛り上がりにほんの少しのスパイスとなってくれれば幸いに思う。・・・なんかメーデー参加者の叫びみたいになってしまったな。

ちなみに僕の携帯には女の子の写真しか保存されていない。三流な使い方ですな。


クロスバー直撃
学校にゴミ分別の講義に来る講師とその生徒という設定のコント。講師の体中にゴミがくっついており、そのゴミの中からメモを探したり、肘にくっついているゴミらしきペットボトルのお茶を飲んだりと。久々にクロスバーらしいコントを見たように思う。ネタが終れば舞台中に小道具であるゴミが散乱。面白かった。
ちゃんこちゃん
今回は漫才で登場。前回見た時の持ち味のような気がしたごつい体なのに器用といった見た目とのギャップがイマイチ出ていなくてもったいないなぁと感じました。喋りも達者な感じがしたので元々器用な二人なんでしょうね。まだ二回しかキタイ花んへ出演していないので次はどんなネタで来るのか?と、楽しみであります。
鎌鼬
前回初優勝、おのずと今回は期待してしまう鎌鼬の出番。爆発事故のニュースの解説として来た花火職人というコント。事故の検証を全て花火に例えてしまうというとぼけた職人ぶりが面白かった。花火の事を調べてネタを作ったのかなと感じるセリフも多々あったりして毎回丁寧にネタを作ってるのだなと感心したりして。
ルービック
持ち味の高飛車な設定のネタだったけど、今回はネタにリアリティがなくて空想の世界で作ったのかなと感じた。コントと違って漫才は嘘っぽく見えすぎると入り込めなかったりするので。それでもパワーで押し切るだけの雰囲気を持ってるので凄いネタとリンクすれば頭一つ突き抜けるような存在になると思う。
街の帽子屋さん
松崎はこんなキャラがよく似合うなぁ。メル友と待ち合わせする川崎に付き添うホストという設定のコント。これでもかというくらいクドイホストとこれまたクドイくらいヘタレな友達。6割は何言ってるのか分からないホスト松崎が面白く、よく出来たネタだと思う。帽子屋さんのネタでは今までで一番好きなネタだ。もう一度見てみたいなぁ。よく受けてたなぁ。
やじろべえ
偶然通りかかった変な奴に道を尋ねるというコント。最近のやじろべえのコントによくある同じパターンを繰り返して追い込んでいくというのが個人的には好きだ。山名は毎回色んなキャラに変身するが河井は毎回同じというのが密かな面白さ。最後の最後がちょっと重くなったのは勿体無いなぁと思う。でも、やじろべえらしいけどね。

丼にはあえてこってりした濃い漫才をして欲しいという密かな願いがあるのだけど今回はすっきりとしすぎていたのかなぁ、と。井手口のツッコミにはかなり注目しているのだがお客さんにはまだあの面白さが伝わらないのかな。あの「もーえーわー」という地団駄ツッコミを小学生が真似する日を夢見て丼を応援したいと思う。
藤原トキ
「ゆけ大泉もとなり」とい題された紙芝居。絵は先月の「嘘つきタモツ君」を流用しているけど全然そんな事関係なく笑わせてもらった。ストーリーとは何の関係もない「ダイエーのマークの掛け軸」や「大さじ対小さじ」など意味が分からないけど笑ってしまうトキ独特のフレーズが印象的。優勝か?と思ったけど惜しくも2位。キタイ花んではピン初のベスト3で次回はピン初の優勝を。
アンダードッグス
どうなるのか全く予想ができないある意味裏切りの連続が面白かった。米津が突然歌い出す謎の校歌と岡の楽しそうな顔が印象的。全てを一本のネタにぶつけてる感じがしてネタとは関係ないところで感動したりもした。最近、純粋な漫才で優勝するコンビが出てないだけにその壁をアンダードッグスが破ってくれそうな気がする。次回も楽しみだ。
男と女
二人の漫才は毎回楽しく見てるのだけど、和田ちゃんと市川のキャラもしっかり定着してきたしNGKの前説も経験しているからかこの大きなホールでも安心して見ていられる。後少し物足りないのが出来上がった二人の世界を上手く引き出せるようなネタが今一つ出来てないかなと。そこがクリアできればもっと大きな土俵で勝負できるような気がするので踏ん張って頑張って欲しいと思っております。
あばれざる
口裂け女と対談するというコント。口裂け女だけにこのマスクを取る瞬間が凄く大事なんだけど一番選択してはいけないパターンだったかなと。それまでいい感じだっただけにもう一ひねり欲しかったかなぁ。あばれざる独特の軽さが漫才ではなくコントでもいい感じで出ていただけにもっと積み重ねればまた違ったあばれざるコントが見れそうな気がします。
夜盗賊団
ようやく盗賊団のネタの法則をいくつか発見する事ができた。タモリ倶楽部のダンス後にコントが始まる以外には、危険な感じのネタをしそうだけど決して危ないネタは一切無し。成瀬がネクタイをしている時はいつもより調子がいい。後はパチスロネタが最低一つは入っている。「ウソ−!」叫ぶブリッジのようなセリフは必ずしもネタとリンクしている訳でない。などなど。新たな発見あらば報告して欲しい。というか本人に聞いたら早い話やなぁ。
ゆーきゃん
細かな点に着目したネタを羅列するスタイル。かといってダラダラした感じがしないのはブリッジで入る「IcanWecanゆーきゃんです!」がジワリと面白いからでしょうか。毎回違ったテイストのコントや喋りのネタを持ってくるけど本人のキャラが固まってきたのか見ていてすんなり入ってくる感じ。時折上から物言うのが個人的には面白いです。
天竺鼠
Mr.コンプレックスチックな転校生が挨拶するコント。延々一人で自己紹介するのだけど上手くいじめられないように弱い奴が強がっているという雰囲気が出ているあたりはさすがだなぁと。皆に面白さをアピールする為にグダグダなショートコントしたり、これって川原がやるから面白いのかなぁ。瀬下が変なおっさんに巻き込まれるといういつものパターンとは違い新たな天竺鼠のコントを見た感じ。一体何者なんやこの二人はと改めて思う。
 
下剋SHOW
先月とは一転、厳しかった。登場後4秒で手が挙がるのはどういった心境なのか聞いてみたい。しかしあくまでそういったルールで行なっている以上仕方ないとも思うけど多くの時間を使ってネタを作り挑んでいる芸人からしたら登場後すぐ挙手というのは理解できないと思う。あまりに度が過ぎるようだと何らかのルールを付け加えないといけないですね。皆様の厳正な目でネタを見て頂きたいと思います。


<合 格>

1位:尼美人
2位:ジオンハント
3位:アンダンテ

投票一位は「尼美人」 次回、メインSHOWへ。

 

お笑い下剋SHOW
オーディションでは見抜けない面白さが舞台で炸裂するかも知れないキタイのもと毎月多くの芸人が登場しますので、ここで新たな芸人を見つけて応援してもらいたいと思います。また不合格でも舞台で見てオーディションで面白ければメインSHOWに出演してもらう事もあります。
では次回もヨロシクお願い致します!

中村壮快



以下取材↓/ スタッフ織田

5月23日 投票結果。動員数:236人。 有効投票者数:160人。
14組中、ライブでは3位までの発表ですが、HPでは10位まで発表します。
1位 天竺鼠 得票数 94票
2位 藤原トキ 得票数 78票
3位 アンダードッグス 得票数 58票
4位 街の帽子屋さん 得票数 55票
5位 鎌鼬 得票数 42票
6位 夜盗賊団 得票数 37票
7位 男と女 得票数 32票
8位 やじろべえ 得票数 17票
9位 ちゃんこちゃん
丸尾ユウキャン
得票数 11票

 

 

楽屋風景を少しだけ、ご紹介したいと思います。
舞台とは又違う、芸人さんの顔をお楽しみ下さい。

第30回キタイ花ん優勝は『天竺鼠』です。
「トキ〜犬おごったろか?(買ったろか)」というくらいにトキを可愛がってる左、川原。エースコック商品も「是非2位のトキに送ってやって下さい。」と。←優しいやん!キング天竺おめでとう♪


『藤原トキ』です。今回2位。キタイ花ん30回目にして初めてやっとピン芸人が上位3組に入りました!やったぞー☆このたもつ君がキタイ花んグッズ売り場で販売されるかも!トキ作のフィギアの予定?(笑)

左から井手口(丼)山上(アンダンテ)桜井(丼)金田(アンダンテ)。作家村瀬氏のDVD企画案に金田や井手口のメイクを落としスッピンを披露するというのがあった!(笑)その企画決まれ〜(願)趣味メーク直しの金田!腹くくれっ!

手前背中、よしもとホルモン女学院の教育実習生事エイトマンです♪そして井手口(丼)。ホルモンメンバーに喝を入れに応援に来てくれました!というよりずっと井手口の物真似してましたわ(笑)いつも色々有り難うございます!

芸達者な松崎(街の帽子屋さん)です。ホスト役むちゃくちゃはまってたがな。松崎が喋る度、動く度、ポーズ決める度笑いがおこってましたね〜(笑)でも一見ホストというより・・ゲイバーのママに見える。。

左、丸尾ユウキャン右、渡邊(クロスバー直撃)
です。何やねんっ!2人揃ってこの手っ!
てんとう虫も羽ばたくわっ!



左、岡(アンダードッグス)右、河井(やじろべえ)
岡 「○○○○○」
河井 「○○○○○」
これに合う面白いセリフを考え楽しみましょう。自信作が出きれば天竺鼠HPのBBSへ書き込みを!何故かって?行けば分かりますゆえ。

渡邊(クロスバー直撃)です。見よっ!このいい体を!彼は元プロボクサーなんです。会長にお前は世界で通用すると言われていたが、出っ歯でそれに合うマウスピースが無い為断念したとか(笑)ほんまかよっ!


左から米津(アンダードッグス)濱家(鎌鼬)川原(天竺鼠)山内(鎌鼬)。カメラ目線男米津はジュノンボーイコンテストに応募したらしいんで是非1票を!で、もし最終予選いったら特技発表の際、岡と漫才する事を約束させました(笑)

 


『下剋SHOW』


今回ハンドマンを務めてくれたのは、性格良すぎる岩本(ルービック)です。第6回目くらいから出てくれてるんで唯一キタイ花んの初期を知っているのです。子供みたいやったのにもう大学4年生!が「来年も4年かもしらん」と先日打ち明けられた(笑)あかんがなっ!

下剋SHOW1位は『尼美人』です。ネタ中の右、森田の手がなんか面白い(笑)やる気の無い幽霊の手みたいなん。説明が難しい・・注目あれ!1位おめでとう!


『シンプソン』です。惜しい。。あと2秒だった!
普段話していて、なんか知らんが頭の良さが伝わる。そんな彼女達が創り出す異空間を是非味わってほしいです!





『今月のおまけ』


犯人は田崎祐一、人質は兄(ビタミンS)。このままで楽屋に入ってきてこのままで去っていった(笑)兄の持ってる紙袋にはうまい棒が山ほど入っていた。差し入れです。ありがとさん♪

左『天竺鼠』、右『やじろべえ』です。
Lマガジンさんから彼ら宛に掲載されてる7月号がライブのエンディング中に届きました!有り難うございました♪左から坊主・男前・坊主・男前です。

藤原トキの足元です。足の甲にアップリケがある靴下なんてめずらしいし可愛い。サカイ引越センターのパンダのくるぶしソックスだそうで、売ってないらしい。どこで手に入れたんだろう?本気で欲しい!

 

以上、簡単ながらライブレポートでした。来月のキタイ花んは、6月20日(月)ワッハホールで行います
皆さんお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。

スタッフ織田


>>>>home>>>>

Copyright © 2003 KITAIKAN all rights reserved.